Moulton Summit 2007 in Lake Kawaguchi
2007.6.2 (SAT)
6月2日(土)、京都から約8時間かけて河口湖へ向かいます。
お昼12:00、 宿泊先のフィットリゾートホテルに到着。
12:30~の初日ツーリングに向けて準備。
そして準備。
Miniサルーン後部座席に輪行袋に収納したBSモールトンを載せて。自転車はしっかりとシートベルトで固定されています。
予定が少し遅れてスタートが13:00に変更されたので少しゆったりしてました。
いよいよスタート。 富士パノラマラインを通って精進湖までのツーリングです。
道の駅でお昼ご飯を済ませて第2休憩ポイントへ到着。ここが折り返し地点です。半分以上が下り坂でした…ということは帰りは上りですね。
タイから参加された方や、韓国から参加された方など、今年はインターナショナルなサミットでした。
折り返しは上り坂が結構続くので、帰りに自信の無い方達が急遽クルマで移動することに。大型車で来られた参加者数名が追走していたピックアップ車に乗って一旦宿泊先まで戻って、折り返し地点から宿泊施設までをピストン輸送されていました。
上りもツーリングの醍醐味。ほとんどの参加者が復路のツーリングも楽しまれていて、精進湖沿いの精進ブルーラインは整備された走りやすい道でした。初日のツーリングはこんな感じで終了。この後はパーティに出席します。
新車発表会&パーティ会場。お鍋にお刺身、天ぷらなど盛りだくさんのお料理に大満足!
そんなこんなでお腹も少し満足したところでAMシリーズの新作AM-Espritの発表がスタート。
完成車の場合、リアエンドが135mm幅(MTB規格)で納品されますが、フレームキットの場合は130mm(ロード規格)も選択できます。エンドプレートの厚みも増してここの剛性もアップしています。
コストダウンしながらモールトンの『魂』はしっかり持っている『AM-Esprit』…、近日中にMokuに入荷します。 (※2011年をもってAM-Espritの生産は終了しました)
- Lake shoji -
Moulton Summit 2006 in Irago & Ise
2007.6.2 (SAT)
- Party -
フロントフォークも1993年頃まで採用されていたテーパー形状が復活しています。テーパーフォークはしなやかな乗り味が特徴です。ここもAM-7を彷彿とさせる外観ですね。
チェーンステイが、従来の12.7mmから14mmに変更されていて強度もアップ。リアフォークピボットはメタルブッシュを採用しています。
商品説明後の質問コーナー。思い思いの質問に会場も大盛り上がり。専門的な質問されている方も。
AM-Espritの大きな特徴は、TSR同様フレームの部材をぐるりとU字型に曲げ、製造の手間を省いているところです。シート&ヘッドチューブの外側にぐるりとパイプを這わすことで剛性が増しています。
ヘッドチューブは画像のように長いタイプのものが基本ですが、ウィッシュボーンステムが装着できるように短くカットした仕様もオーダー可能です。またフォークもスレッドが基本ですが、アヘッドも選択できます。
ラバーコーンは液体封入の『ハイドロラスティックラバーコーン』ではなく、『ソリッドラバーコーン』が採用されています。この辺りもAM-7を彷彿とさせます。またラバーコーンを支える部品がアルミ製から樹脂製に変更されました。
これがその新作『AM-Esprit -エスプリ-』、英語でいう『スピリット』、モールトン魂という意味だそうです。
徹底的にコストダウンした入門用のAMシリーズで、フレーム部材は上級機種と同じ、カイセイSNCM鋼とレイノルズ531を使用しています。
ただ単にコストを下げるだけでなく、スペックは上がっていて、フレーム全幅が少し増したことにより剛性アップが得られました。
今までで一番軽い17インチモールトンに仕上げることが可能で、剛性があり、同時にしなやかでもある、まさにモールトンの『エスプリ-魂-』を感じるモデルです。コストダウンした安物というイメージではなく立派に個性を持った素晴らしいモールトンと言えるでしょう。
カラーラインナップはこのガンメタ-Steel Grey-のみです。 (※2011年をもってAM-Espritの生産は終了しました)